この期に及んでネタバレな与太話をグダグダと。

いよいよ明日だなぁ（毎月同じこと言ってるような気がする）。

4月号では、　以前ブログで書いた
「こんな伍長になったらいやん」
な展開にはなりませんように。
　まぁきっと…あ、ネタバレになりそうなんで畳みますね。

仕切りなおして。
　そういや去年の今頃にもカルッセル編終了後に
「伍長さんが幸せになりますように」
などと祈願ＳＳを書きましたが（全年齢向けに収録の『星降る夜に』だっけかな？）
あの頃はカルッセル編が１年以上も続くとはまったく思わずに、
　ありゃ？またネタバレしそうだ。
　続きは畳みます。

続きはこちらネタバレ注意！

　最初のネタバレ。
　まぁおそらく、
「伍長は　たまには少尉にすがりついてみよう　を覚えた！（レベルが１０上がった）」
なんで、再びランタン灯火みたいなことにならない限りは当分大丈夫ではないかと。

　それにしても伍長は少尉を凄く精神的なよりどころにしているけど、かつてのような崇拝…「困った時の少尉だのみ」みたいなのとは違うんだろうなぁ。
　昔の伍長にとっての少尉は単なる「導いてくれる人」で、考えようによっては別のもっと強力に「導いてくれる人」が現れたら鞍替えできる相手だったのかもしれないけど（９０１の少尉はどんな人だったのか。ちょいと気になります）
　舞踏会の時、伍長は気づいてしまったんだなぁ。
　このなんでも自分よりも優れているように思える決して迷わないように見えるスゴイ人が、実は
「自分と同じギリギリのところで踏ん張って頑張ってるに過ぎない人」
だということに。
　これが、
「もう何よー強くて頼りがいのある人だと思ってたのに見損なっちゃったわ！プンプン」
にならないところが伍長の伍長たる所以なのか、彼が男だから小さな背中の魔力に胸キュンしたのか…いや、自分と同類の匂いを嗅ぎ取ったからかな。真っ正直で何よりも自分に嘘をつけない、不器用にしか生きられない人という（いや、胸キュンも少々あるかもしれんｗ）。
　大祖父の時代と様変わりし、すっかり腐敗しているように見える貴族たちの中で昔かたぎにしか生きられない少尉と、
ハンスやヴォルフ、ユーゼフやリドリーのようになってしまえれば楽に職業軍人やっていけるのにそれが出来ずいつまでたっても軍人らしくなれない伍長。
　二人とも不器用なのか頑固なのか…変りつつある２課の中で２課の諜報部員らしくあり続けるしかなかったヴィッターとフランシアみたいな似たもの同士だ。

　この度のカルッセル編、守りあうことはできても頼りあうことはできませんでしたな不器用な二人が、
「二人は信頼しあうを覚えた！（レベルが２０あがった！）」
なわけで、管理人としては
「原作者さま私は満足です。これだけ絆が強くなれば銀の車輪がこようが共和国がこようが伍長も少尉も大丈夫ですね！！よっしゃぁ戦災復興はこれからだ、行け行け3課どんと行けぇー」
な気分だったりします…（アホかい）
　と書いたところでレオニールさまの存在を思い出した。
　まわりに流されず自分らしく生きることしかできないと言えば、自分を変えることなく子供のまんま大人になってしまったこの人もそうでした。
「あの子の人間の部分は５，６歳で止まったままなのよ」
男としてや経済人、殺し屋？としてはアンバランスなぐらい成長してるようですがね（このチクハグさも少尉や伍長と一緒だわ）。
　…管理人の深読みのしすぎだとは思いますが、こんなことも踏まえて恋敵レオニールというキャラを造形したなら原作者さま凄すぎ。
（すみません。こんな大学の文学部みたいな重箱の隅を突付き崩す的、原作者そんなこと考えてへんわいな深読みしすぎ与太話が大好きなんです）。

　２番めのネタバレは、あのＳＳ書いた頃は

まさか　ぎゅぅぅ　までいくとは思うてませんでした！

です。ああカルッセル編、満足や～～。
（全体的なストーリーとしては起承転結の承が終わった？否、起の終わり承のはじめかな。
　ええ、承のはじまりということで！　管理人はまだまだ南瓜鋏の世界を楽しみたい）。