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漫画パンプキンシザーズに関する考察という名の与太話だの萌えだの晒す場所です(ネタバレあり)
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「帰れない…帰れるわけがない」

 から考察をば。
 (以下、原作者さんも書き込みなさる某ブログさんの記事を全面的に参考にしております。)



 たぶんお母さんは伍長が軍隊に入ることをすごく反対したんだろうなー。
「人殺しをさせるためにお前を産んだんじゃないよ」って。
 0番地区で育った(であろう)にもかかわらず伍長がこんなにも優しい善良な性格なのは、もともとの気質も影響してるだろうけど、母親がたっぷり愛情を注いでそれこそ真綿でくるむように大切に大切に育てたからだと思う(随分に殴られたりはしてますが、しっかり躾をするってのは親における一番の愛情だと思います。野放図な猫かわいがりはホントの愛ではない)。

 で、伍長が入隊しようと思った動機は、

「母親に、春をひさいだ金で養われたくない」当然といえば当然です。

 きっと強盗団に入るだの用心棒になるだのスリ・かっぱらい・恐喝・ポン引き・麻薬の密売・乞食・男娼その他諸々、0番地区では当たり前の職業全てをお母さんから禁止されていたに違いないので、まだティーンエイジャーだった伍長が母親を養おうと思ったら、入隊しかなかったのではないかと。
 (軍隊は体が丈夫であればOK、みたいな感じで。堅気の職業は0番地区出身というだけで門前払いなんではないでしょうか)。
 伍長は体が大きかったのでローティーンですでに大人並みだったことでしょう(14歳で180cm以上あるとか)。
 そんなのが家でゴロゴロしていれば
「ありゃ母親のヒモだから」「デキてんのさ」とか心無い中傷されたりで、
 母親を養いたい+早く自立したい
で、伍長の決意も堅かったと思われます(管理人的妄想では娼館育ちで、そこのやり手婆とかに
「飯食うばかりで一銭にもならない男の子」呼ばわりされて大きくなったとしたら…悲しすぎ)。

 でもお母さんからすれば軍人も人殺しも同レベルなわけで。

 当然、激しい親子喧嘩が予想されます。お互いを思いやってのことなのに、いつしか当初の気持ちを忘れてしまうような。

「娼婦をやめろだって?恥かしい汚い職業だって!
お前なんかに同情されるいわれはないよ、母さんは好きでやってるんだ!
12の時に水揚げされてから、ずっとこの仕事やってきたんだから。
 その金でお前は食べてきたんだからね!」

「好き?好きでやってるのか。だから俺みたいなのを産んだのか、こんな父親が誰かわからないような子供を。母さん自身、どの男が親かわからないんだろ!!
 この仕事が好きだって?……母さんはただのふしだらなあばずれだ!!!」 

 …こんな喧嘩しちゃったら「帰れるわけがない」
かなーなんて(いや全部妄想ですから)。
 (で、戦場では「たくさん殺し」てきて、今でもランタンつけたら「殺しまくり」なんですから、
「すさんだねぇランデル」
なんて悲しませたらどうしようとかウジウジ悩んで帰れない。
お母さんも娼婦が自らの「半身」になっているわけで、こっちもおいそれとはやめられません)。




 ホントのところ、単純にお父さんが徴収されて死んじゃったから、とかではないでしょうか。お母さんが伍長の入隊に反対する理由はね。伍長の過去、こんなにひどくないですって。妄想炸裂させて何をかいわんやですが。
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