月マガ1月号感想②（南瓜鋏のみ）

　先日の感想の続きです。
　バカ長いです。
　ネタばれているので畳みます。

　というわけでアナウンスどうり今日はウルスラな感想。
　身を挺してキャラダイン（なんか）をかばうだろう、とは予想しておりましたが…ここまで戦力になるとは！！
　ボディガードなんか目じゃないぜ！
　きっとこの件でキャラダインはボディガードは
「可愛くて腕の立つ小猫ちゃん」
に限る、なんてＪＡＣＫみたいなこと考えたでしょう
（いやベルネアさんは腕はめっぽう立つが可愛いかどうかは…だって仮面被ってるし…ってどちらかといえば共和国Ｄ８８極めつけお椀の方みたいな美人さんタイプだろうと思うのですがあの方も素顔はわからんね）
　そして支店長には
「客に手ェ上げんな！」
　客には
「気安く触んな！（パシィッ）」
と矛盾？したことを言ってのけて
「これぞ女」とキャラダインを感動させておりますが…
いや、矛盾なんかしてませんよ！
　彼女は、接客態度の話をしてるんじゃなくてプライドの話をしてるんですから！！！
　支店長はそのプライドにかけて客に手を上げてはいけないし、女の子は容易く男に触られてはいかんのです（だいたいこのとき仕事はオフなんだからウルスラはただの女の子）。
　うん、話は一貫してるぞ。
　でもこの辺りの思考の跳躍具合は男の人には奇妙に思えるのかな。往々にして男の人は外側や形に目を奪われて本当に大事なことを見失いがちだからなぁ。
（パンツの中身よりパンツのほうが大事になってしまうなんて女の思考では意味不明などという例えは変か）。
　まぁ目的地につくことばかり考えて、より早くより快適によりカッコよくと思わなければ自動車も飛行機もできなかったかもしれないから、どちらが優れているというものではないのですがね。
　話がつまんないので閑話休題。

　さてさて伍長さん…ランタンつけてなかったよね？？？
常々ランタン無しで暴力ふるった時が伍長の一番やばい時ではないかと思ってましたがまさにその通りに…すっかり暴力に飲み込まれてムシが出てきました。ありゃ視床下部の奥にでも潜んでいるんでしょうか？　血染めの手形が浮き出してきたり、ムシムシパワーはかなりやばいです。
　伍長が「俺はもう駄目だから」と幸せを求めないのは、901少尉の「人殺しには何も考える資格はない」という言葉のせいなのね。お父さんの遺言をこんな形で呪縛にしてしまうなんて、本当に嫌な頭の切れる男だ。
　伍長大ピンチ！　でも今回は家族が救ってくれました（彼女ではないところがウルスラにとって悲しいところ）。
　伍長はいい家族を持ったなぁ。お父さんにせよウルスラにせよ、身を挺してまで助けてくれる家族なんてそうはいないと思うぞ（でなけりゃリアルであんなに家族の美談ばかりもてはやさないわな）。
　
　自分が幸せになるために生きる、ですか。当たり前だけど見失いがちなことだなぁ（しみじみ）。
　
　ウルスラのおかげで伍長は人間の世界に帰ってこれて、キャラダインも無事で（なんかこのオッサン結構好きになってしまった。由々しきことだ）こちらは取り合えず一件落着か。
　伍長の頭のムシはそのままだし901少尉が発動した模様だし、あまり手放しで喜んではいられないようですが、今回の件で伍長は暴力を多少でもコントロールできるようになれば…いいな。

　あー少尉とウルスラを比べて、とかも書きたかったのに。長過ぎだよ。

　最後に、おかえり伍長！　やっと3課に帰れるね！（ココにいる理由がわかったものね）
　今月号、6巻の郵便局編から続く伍長の長い物語が終わりをつげ（実際は小休止というところでしょうが）、これから陸情3課パンプキンシザーズが再開するのかなと思ったり。
（銀の車輪やらカウプランやら楽しみだわ！先ずはロンダリオvs少尉だね！）